今が生死

今が生死

2022.10.31
XML
カテゴリ: スポーツ
日本シリーズが終わった。昨日の第7戦オリックスが5対4で勝って通算4勝して優勝した。
ヤクルトが最初2連勝して優位に立っていたがその後9回裏に1点差を逆転された試合などもあり4連敗してオリックスの中嶋監督が宙に舞った。
今回の勝敗は監督の熱差で決まったと思う。ヤクルトの高津監督は敗戦が決まってから悔し涙を流していた。自分の采配で選手達に十分な力を発揮させてやれなかったことやセリーグ代表として最初2連勝しながらその後4連敗してしまった不甲斐なさに悔し涙を止めることが出来なかったのだと思う。
来年はこの舞台にこれるかどうか分からない。新生岡田阪神が打倒ヤクルトを明言している。巨人だって黙っていない。横浜、広島、中日も実力があり、横一戦である。今回のチャンスを逃がしたらいつ優勝できるか分からない。その可能性が手の届くところまできていたのにみすみす逃してしまった悔しさは想像に絶する。しかし勝敗を分けたのは監督のきめ細かな観察力となりふり構わない勝負への執着力だったと思う。
高津監督は楽にセリーグで優勝させてもらい、おごりがあったと思う。オリックスは投手力が強いと知ってはいたが何とかなるだろうとたかをくくっていた面がある。結果的にバントとか投手前のゴロの処置ミスで負けてしまったが、ヤクルトがバントをすべきところでそれをしないで併殺になっていたケースが多い。逆にオリックスはバントで相手の守備ミスを誘って決勝点をもぎ取っていた。
たかをくくっていた高津監督ときめ細かな執念で戦っていた中嶋監督の差が出たのだと思う。いくら泣いても同じ舞台は戻ってこない。また来年ペナントレースを一から戦い長いレースを勝ち抜いてこの舞台に戻ってこれればの話だがその可能性は極めて遠い。今回の日本シリーズに臨む姿勢で、少しの慢心があったところが中嶋監督に負けたのだと思う。このことを反省して来季のペナントレースおよびその後のクライマックスシリーズで頑張ってもらいたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.10.31 11:38:30
コメント(12) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: