新版 科学がつきとめた「運のいい人」 [ 中野信子 ]
価格:1,650円(税込、送料無料)
(2023/11/25時点)
自分にはツキがない、それなのにあの人は運がいい。うらやましいなどの言葉をしばしば耳にする。
この世は実力の世界と言われるが、その差はほとんどなく、選ばれて脚光を浴びる人は必ずしもトップの成績の人とは限らず、運がよいか悪いかで決まるような気がする。運のよい人が最高の栄冠を手にして幸せな人生を送れると信じられている。
しかしその運とは天とか神が与えてくれるもので自分ではどうすることもできないと思っている人が大多数だと思う。そこに脳科学者の中野信子さんが「運とは100%自分次第」という革命的なキャッチフレーズを引っ提げて登場してきた。発売直後17万部売れてベストセラーになっているとのことである。
恐らく自分には運がないと思っている人たちに大きな可能性を提示してくれたからではないかと思う。
その本の内容を見てみよう。
運は100%自分次第。「運がずっといい人」には科学的根拠があります!日本・最注目の脳科学者がつきとめた、運のいい人だけがやっている思考と行動。
第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる(運のいい人はいまの自分を生かす/運のいい人は自分を大切に扱う ほか)
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む(運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む/運のいい人はプラスの自己イメージをもつ ほか)
第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす(運のいい人は他者を思いやる/運のいい人はひとり勝ちしようとしない ほか)
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める(運のいい人は具体的な目的をもつ/運のいい人は目的や目標を自分なりの「しあわせのものさし」で測る ほか)
第5章 運のいい人は祈る(運のいい人はポジティブな祈りをする/運のいい人はより多くの人のために祈る/運のいい人は敵のしあわせを祈る/運のいい人は病んでいる人のために祈る)
上記の各章を成功している芸能人や宗教指導者に当てはめてみた。なるほど成功している人は上記の各章を自分のものとしてほぼこのような感性で成功を収めてきたのだなと思えた。
運の悪い人は上記と反対の思い込みをしていて、自ら運を取り逃がしてきたと思えた。
第5章では祈ることはよい運につながるとのことで、運がいい人はポジティブな祈りをしているとのことだ。
願いはするがその目標はかなわないだろうとネガテブの祈りをしている人には永遠に喜びは来ない。
運のいい人は敵の幸せを祈り、病気で病んでいる人のために祈るとのことだ。そうすれば運が回ってくるとのことだが、多くの人は自分のことばかり考えており、他人の幸せを祈る余裕はない。他人のために祈れば運が回ってくるとのことなので、ガザ地区で被爆を受けている人たちや病気で苦しんでいる人たちのために祈ろうと思った。
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