今が生死

今が生死

2024.03.03
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カテゴリ: 健康


「生涯健康脳」を読み終えた。従来は青年期までに脳は出来上がってその後は次第に脳細胞や神経線維は減少していくだけであると信じられてきた。しかし最近の研究では次第に脳細胞が減少していくことは事実だが左右の側脳室の中にある海馬という部分は生活状況によっては高齢になっても成長することが分かってきた。そこで脳に栄養を与える良い生活習慣と脳を委縮させてしまう悪い生活習慣について説明してあった。
〇脳に良いことでは有酸素運動が脳を活性化させるとのことである。有酸素運動というのはサッカーやラグビーのように激しい運動でなくウォーキングのような軽い運動でしっかり呼吸をしながら継続的に酸素を体の中に取り込む運動で、これが脳に対して最もよいとのことであった。1日30分の歩行で十分とのことである。
次に良いのはウォーキングしながらしりとりしながら歩くのである。有酸素運動をしながら頭を使うことになり脳を活性化させることが出来る。
次は睡眠で十分な質の良い睡眠は認知症の原因になるアミロイドβを洗い流してくれてストレスを取り除き記憶力も高めてくれる。7時間は睡眠時間を確保したいが、よく眠れるように昼間日光にあたるとか寝る時間や起きる時間をいつも一定にすることも大切である。
脳を活性化させるために運動と並んで大切なことが知的好奇心で、見たい、聞きたい、知りたい、してみたい、行きたいなど様々なことに興味を持ちいつもワクワクときめいている状態は脳にとても良い。
趣味を持つことは脳にとって素晴らしい効果が期待できる。
人との交流、コミュニケーションは脳を健康にして認知症予防になる。
音楽を聴いたり演奏したりすることは脳にとって大変良い。
■反対に脳に良くないことでは飲酒が上げられる。アルコールの摂取量が多い人ほど脳の萎縮が見られるので飲まないにこしたことはないが飲む人は控えめにすることが重要である。
肥満は脳が委縮して認知症のリスクを高めるので、肥満度24(体重㎏/身長m2乗)未満を保つようにしたい。
糖尿病、動脈硬化、高血圧は認知症リスクを高めるのでしっかり治療する必要がある。
ストレスは海馬を委縮させるので、ストレスに耐えられるように自分をコントロールする力をつける必要がある。
以上脳に良いことと悪いことを具体的に例を上げて説明してくれてあった。酒については私は毎晩飲んでいるので認知症になりたくなかったら止めた方がいいかなと思い始めている。





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Last updated  2024.03.03 21:35:26
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