今が生死

今が生死

2024.06.12
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カテゴリ: 健康

バラは結構長い間花を咲かせている。今も咲いている赤いバラと白いバラ

リハビリ病院に入院してくる患者さんは骨折、中でも大腿骨頸部骨折が多く、その手術後のリハビリ患者さんが多い。自宅、もしくは施設に入っていて転倒して骨折するケースがほとんどで、転倒したら殆どのケースで大腿骨頸部を骨折する。加齢に伴い同部の骨が弱体化してきていることと転倒した時同部に力が加わり易いためと思われる。
昔は年齢や体力等様々な条件があり、簡単には手術が出来なかったので寝たきりになり、廃人になってしまうことが多かった。ところが今では90歳以上でも殆ど即座に手術してくれてリハビリ病院に送られてくる。合併症が無い限り3か月もすれば独歩又は杖をつくなり、歩行車を用いて退院していく。手術は殆どが人工骨頭置換術で翌日からもう歩いてよいと指示されることが多い。骨折部に金属棒を入れて骨接合術が行われることもあるが、その場合でも寝たきりにならないように手術後早期にリハビリが開始されている。
 骨折しても廃人にならなくて済むありがたい時代になり、医学の進歩をしみじみと感じているが、骨折しないに越したことはない。高齢になると筋力が衰えバランス感覚が鈍くなり、容易に転倒してしまう。布団の上で転んで骨折したり、廊下や居間で何かにつまずいて転倒することもある。高齢になったら壁伝えに歩いたり、何かにつかまりながら歩くようにした方がよいと思われる。





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Last updated  2024.06.12 22:41:52
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