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ぼくが破り捨てた永遠は まだ、この手のなかに まばゆいひかりが きみが ぼくをてらすから めまいのなか どこへいこう どこへいこう 腕を這う虫たちを 奇数にそろえた無数のピアスを 愛してくれたのは きみだけ 、
Jul 27, 2012
いままでが偶然とはとても思い難くてそんな思いもただ独善的でカルキの抜けない水でも、こころはきっと消毒できない 忘れないように、飲み下そうとするたびくるしくていとおしくてただにくらしい いつかおのずとだれかがあつまってくるならわたしはここにもたれかかって歩けないふりして、ずっとこのままで めまぐるしく変わっていくものこころまわって、まわって、またおなじところおかえりなさいという皮肉 錆びて汚れた指、声でことばを組み立てるそれでもただ散らばっていくだけのそぞろごと 投げだしたことばたった五十音、すくない世界あ、から、ん、のなかからどれとどれを抜粋したらね、届くかな
Jul 10, 2012
わたしの腕はこれから二本 飲みくだした言葉、思い出 なみだとともに反芻
Jun 26, 2012
あなたはわたしのすべて こういった感情もいつか残らず風化していくなら いつまでもこの痛い胸のままでいいよ
Jun 10, 2012
あのころを思い出して偲ぶ けっきょくは毒ばかり 、
Nov 26, 2011
アスファルトを舐めるように黒い爪先が泳ぐ 光の追いかけっこが見えて来たころ わたしの灯は点滅しはじめる 両手からは死臭 反芻するたびに激情 、
Oct 24, 2011
腕を這うムカデの脚を ぼんやり、数えながら 緑の箱に揺られる、きみを待つ 、
Oct 17, 2011
上っ面だけの永遠のくせに、なにを語れるっていうの 肩書きだけのわたしたちなのに、なにを語れるっていうの 、
Oct 14, 2011
おどけたような科白 ほんとうは死にたがり もどかしさが胸からこぼれて いつもとちがう、おなじような黒 想い出は、想い出だからこそ、脚色してしまおう きれいなままにしておきたいの 辛辣にわたしを叱る、すべてを否定する そんなあなたを、きれいなままにしておきたいの 。
Sep 9, 2011
「うそでもこの感情は永遠だと誓って」 きみのノドに咬みつくのは 積み重なった、この些細な感情たちから おかしいね、なんだか ひどくなつかしく思えて きらいなきみさえ、なつかしくて きみのために、とさがした香水 すっかり、わたしになじんでいった こうやって風化していくの ふ、と 見上げたら、上弦の月 からっぽになる すべて
Sep 5, 2011
信じて想いつづけることよりも、ただ黙認しつづけることがわたしのすべて 心から、やさしい嘘をきみへ 義務だけのやさしさをくれた、そんなやさしいきみへ 黒い感情の、黒が濃くなっていくまえに わたしの心が真っ黒になるまえに 心から、やさしいうそをきみへ。 、
Aug 31, 2011
とまれない ただひたすら、足をすすめる 立ち止まってしまえば、もう歩けなくなることを わたしは、知っている 雨あがり ビニール傘 雨のあおが透明を侵す、 ・ ・ ・ | | | | 。
Aug 30, 2011
あなたのなかに咲く不安に、根付いていたわたし 3、2、1、で 0になればあなたの手を放そう 、
Aug 25, 2011
夜半、怠惰にまかせて煙を吐き出すフィルターの先、にがい毒 雨あがりのまとわりつく空気負の感情、過多 忘れたいものほど、思い出しては、激情ふと思い出す、その要素をまだ知らない 、
Aug 24, 2011
輪郭はつかめている、 それでも曖昧な視界は日常的 カーテン越しの街灯、よく知らない街のネオンサインがただ不安にさせた 感性、だけですべてを見たい
Aug 24, 2011
ざあざあ、と雨 わたしのなかの全能なる神 成す術を知らないから、厭世観はタイルのひび割れに隠した 、
Aug 23, 2011
せめてあなたの前では、スマートなわたしでありたい 取り乱すことも何もないように ただ、スマートな人間でありたい それでもわたしの傷付きやすさは、粘膜さながら 垣間見える過去 取り戻せないから、ただ痛くて 恋々として過去を捨てることを拒んだ あなたはそれを悪いくせだと云う ただ、わたしを知られないことがこわかった それだけのこと 紙とペン、そのふたつだけでもいいんです わたしを立証してみてください わたしはここにいますか? (いてもいいですか?) 、
Aug 21, 2011
たしかでないものなら きみからの愛だっていらない きみのいちばんになりたい ただ、見え隠れする不誠実さが赦せなかった 、
Aug 19, 2011
幾度も塗り重ねた 泣きたくなるような群青 失くしたものは数えきれない 数えきれないその分だけ、たかくてひろい空 、
Aug 15, 2011
定まらない呼吸、に 痺れ出した指先 視界がなみだで溶ける、溶ける 紡いだこころさえ嘘と捉えられてしまうの 受信音 空気に触れる、揺れる 聴覚に触れて、揺れる 浮かんだ文字の 「嘘つき」 を、見詰める、見詰める 紡いだことばさえ嘘と捉えられてしまうの 「嘘つき」 また端末が光る、光る 紡いだことばさえ、嘘 、
Jul 18, 2011
あなたがいてくれる限り あなたが手を繋いでいてくれる限り わたしの腕は、一本 わたしの手は、一本 、
Jul 15, 2011
あなた、わたし ふたつのやわらかい骨に管を通す 糸を通して、きつく結ぶ おんなじ色に、なりたかったの あなたからあたえられたものは ひろくて、おおきくて、途方もなくて いつか置いてけぼりになるのが、こわくて ただ、おんなじ色になりたかった 色ちがいを縫いあわせ 骨はジクジクと鳴き出す 心はジクジクと泣き出す 縫いあわせても 縫いあわせても、 酸化 けっきょくは、色ちがい わからないね わかりあえないね。 わかりたいの わかりあえないの。 なみだで あなたが肌色に溶けたら、 溶けたら、 。
Jun 26, 2011
わたしだって、それほどつよいわけじゃないのよ でも、あなたはそれ以上によわい 見ないふり 知らないふり 聞いてないふり 押し通した自己防衛 の結果、 ――――――――。 、
Jun 13, 2011
端末越し、泣き笑い ぽつり、ぽつり、 きみの不安を拭おうとする分だけ わたしの心の粘膜は剥がれていく 、
May 29, 2011
ただ、ただ、 わたしのことで苦しんでほしかった
May 12, 2011
マイナスなニュアンス に、感化されそうになるから。 わたしの目に付かないところで。お願い
May 9, 2011
わたしは、あなたの心をころしたこの世界を恨む あなたにそうさせたこの世界を恨む あなたの最愛を連れていった、この世界を恨む あなたが縋ろうとしなかった、わたし自身を恨む どうか、すべてウソでありますように
Apr 1, 2011
「さよなら」 はじまりとおんなじ、端末越しのおしまい 消毒、と交わした口付けも もう毒でしかないことに気付く ならんで歩くときは右、手に触れるのは左 うしろを振り返るのは、見えなくなるまで ミルクティーとおんなじ色したうしろ姿、 ぼんやりまどろんできたら、 もうしあわせは願わなくていい と、じぶんルール。 (それでも1ページくらいには、わたしを残しておいて)
Mar 30, 2011
それでもわたしは、 また懲りずに電波を愛する。 機械的で、動物的。
Mar 28, 2011
やさしく滲んで、溶け込んでしまいそうな色だから、わたしのいちばん好きな明かり。 傍らにいるきみは、花 溶けて、溶けて 液状化できたなら、わたしはずっと、きみとひとつ。 、
Mar 8, 2011
きみとの永遠を破り捨てたわたしだけれど、 つたない歩きのきみを放っては置けない きみの存在ただひとつだけで 揺らいで、零れる きっと、わたしが水なら、きみは重力 どうぞ幸せになってください。
Feb 28, 2011
萎縮する感覚はとまらない 時折ぶつかる肩でさえ、わたしをころす気でいる 息をひそめている わたしの踵は、地につかない 、
Feb 22, 2011
あなたの声を追い掛けて、とおくまで ちぎれた赤い糸できつく結ぶ、薬指 繋ぎとめる、繋ぎとめる 壁に埋もれた顔も 目を瞑っても見える天井も、 わたしは、あなたは、知らなくていい
Nov 17, 2010
つま先、鳴らせて スカート、揺らせて 一緒に、流れていけたらなあ
Nov 13, 2010
わたしはときどき、死にたがりになるこの不安を、あなたに擦り付けようとしている あなたはお互いの感情の境目がわからなくなる、という この不安を何処に、だれに擦り付けたらいいのと、わからなくなる わたしはときどき、死にたがりになる、
Nov 8, 2010
わたしが知るあなたの事実は、いつも今更、のようですね。 かなしくてかなしくて、 ごめんなさい、
Sep 5, 2010
カルキの抜け切らない水でもいい それをのみほして、わたしはわたしの細胞をころしてしまいたい あなたへのごめんねでいっぱいになるまえに ころしてしまいたい
Jul 28, 2010
ねこのツメならべて、見ていた三日月 やさしいきみが散らばってじっとしているのをわたしは、見ていた
Jul 12, 2010
掠れます、声あああアアアア名を呼び合った分だけ、深く、深く色違いのまま交わらない直線のまま名を呼び合った分だけ、ねじれていくむなしい、虚しい、空しいほんとうに実質も内容もなくてからっぽなまま空白な日を
Mar 22, 2010
わたしの自己防衛は あなたの不幸を願うのとおなじ
Dec 15, 2009
雨、 窓に張り付いては重なっていくから わたしたちも邪魔する皮膚を剥いで、 液体同化をしましょう そうして冷たく雨を笑うの
Nov 2, 2009
あなたはしあわせになれた? それだけが、気掛かり
Oct 27, 2009
遮断機の右端 手向けられた花 白線の上 点滅するオレンジ じっとわたしを見ている 回送車に乗って 笑いながら通り過ぎる緑 それが かなしくて 遮断機の右端に また花が咲いていく
Oct 21, 2009
面影は失くしたのに 形は消えてくれなくて 切り抜いた首 静止画のあなた 燃やした写真の その灰をまた燃やしていく
Oct 18, 2009
わたしのなかの厭世感をだれかのなかの不安を代わりがわりに食べていく それらを食べ続けた羊は、
Oct 7, 2009
わたしの影が褪せるまえに 雨に濡れないようにと新しい傘を差し出す 忘れたいので 電車に置き去りにしたのはわたしです 写真を燃やしたのはわたしです .
Sep 22, 2009
どうかわたしに蟻が群がるような終わりを
Sep 7, 2009
14年前のかすれた唄声 劣化のラウド 耳にこびりつく 巣食われた救われない祈りと、 白い天井を見つめる
Sep 4, 2009
わたしの蓄音機から流れるのは あなたから録った音 立てた誓いに殺されていく
Sep 3, 2009
リノリウムの床 墜ちてきた祈り 墜ちてきたわたしの懺悔 じっとわたしを視つめて だから水槽に剃刀を沈めた 名残だらけの腕に眼は痛くなって、 そうして落ちた水もわたしを笑う
Aug 27, 2009
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