2012年12月28日
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りん吉、2学期の成績も無事、現状維持できました。来年も頑張るぞ!

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落語ができる新聞記者が夢

表情豊かに「花色木綿」を演じるりん吉さん


 「平成10年に生まれまして…、あんなことやこんなことがありまして、今に至るわけでございますー」-。

 朗々たる口上で枕を務めると、客席からどっと笑いが起こる。玄人はだしの芸の持ち主は、なんと弱冠14歳の中学2年生だ。りんりん亭りん吉こと田村凜夏さんは、数々の演芸コンクールで賞を総なめにし、今では24席の演目を習得。これまでに130公演をこなし、落語を通じて「いろんな人と話せるのが楽しい」と目を輝かせている。

■命名は三枝師匠

 「りんりん亭」の亭号の名付け親は、なんと上方落語協会会長の桂文枝(当時は三枝)さんというから驚きだ。小学2年のときに図書館で見つけた絵本をきっかけに落語に興味を持ち、母幸恵さん(40)によると「台所の足元で『くっくっ』と声を上げながら読んでいた」そうだ。夏休みに映画に誘ったところ、「映画より落語が見たい」。「ガサガサするのではないか」という周囲の心配をよそに、初めて生で見た「田辺寄席」は最前列でかぶりついた。

 親族が勢ぞろいした翌正月の「初演」でもらった“おひねり”に味をしめ、以来、古典落語の難しい言い回しも「やりたいものをやっているので、苦労はない」とりん吉さん。振りはDVDの「米朝落語全集」を繰り返し再生するなど研究を重ね、文枝さんには「拍子木の使い方、見台を置く位置など細かく教えてもらった」と謝意を忘れない。

■昔の人の知恵学ぶ

 プロと並んで高座に上がることもあれば、敬老会やチャリティー寄席で演じることもある。先駆ける際には「お先に勉強させていただきます」と必ず一声かけ、あいさつの大切を学んだという。

 「落語は面白さもあるが、昔の人の生活の知恵がある。いろんなことを学べる」と愛らしい笑顔で魅力を話す14歳。高座やピアノの発表会でも緊張しないが、初めて対面した文枝さんの前では直立不動だったそうで、もらったサインには「落語から学ぶのは笑いだけではありません」。それは活動を続ける上での糧でもある。

 ○…伊坂幸太郎、宮部みゆき、村上春樹-。あらゆる書籍を読みあさり、父耕平さん(44)の書棚からもしばしば拝借するきっての読書家だ。アルトサックスを担当する中学の吹奏楽部は全国大会の常連で「新しいことをやっていると楽しい」。そして「将来の夢は、落語ができる新聞記者。ニュースや国語力をきっちり勉強したいし、いろんなことを知っておいたほうがいいと思うんです」。身の引き締まる思いで聞いた。





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最終更新日  2013年01月16日 12時20分16秒
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