私の敬愛するシャネルの言葉に「 コンプレックスを武器にすればいい 」 とある
初めてこの言葉をみたとき、心に留まる言葉ではあったけど自分に置き換えるとどうもよくわからなかった
「コンプッレックス?」 「私にそういうものがあるのかな?」「シャネルだからこそ武器なのだ」・・・・とかマイナスにばかり考えていたのか、言葉の意味がわかるようなわからないような心もちだった
でもなぜだか、日々の生活のなかでふと頭に浮かぶ言葉のひとつなのである
私の性質(性格)上、ゆとりを持って計画をたてたり行動するほうではなく、どちらかといえば期限が近づいて、「さてやるか」と力が入り、事が起こってから「何とかしよう」と意気込むタイプ
夏休みの宿題はいつもぎりぎりで終わらせていた(笑)
人との待ち合わせは遅れはしないが、準備まではいそいそしているほうである・・・けれども覚えている限り絶対に遅れないし、期限も守るタイプ
そういうことって周りから見てもわかるようで、上司に「ホント、事前にならないとやらないよね。なんとかならない?」見たいな事を言われたことは今でもよく覚えている。
そのときはまだまだ未熟者で必死に「変わらないと!」「何とかしなきゃ!」と自分を追い詰めるか、自己啓発の本を読み漁るか、思い悩んでばかりで「その言葉」に振り回されてばかりだった
そう、私のコンプレックスの一つだ
それからいろんな人とのかかわりの中で、私と同じような人をみると、不思議と客観的にみれる
よく考えると、あんなにも落ち込むことではないと思えるようになった
この世に計画や正確さばかりがあふれたら窮屈なものになってしまうし、同じ人は二人としていない。
ぎりぎりになって動き出す人は、 ここ一番のときに力を発揮 できる人だとも言える
いつも遅刻ばかりする人は、一緒にいるときは思い切り楽しませてくれる人かも知れない
・・・・と、自分のコンプレックスをおおらかに考えられるようになり、客観的に見れるようになった
こういうことも武器の一つになるのかも知れない
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