いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

October 12, 2008
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カテゴリ: ドラマ
三浦春馬の臨場感あふれる演技が良かったですね~! 妹を必死で守ろうとするシーンなんかは、本当に男らしくて、見ているこちらも惚れ惚れしてしまいました。「 14才の母 」のときの頼りないイメージは消えて、「 恋空 」映画版で見せてくれたような格好いい演技でしたから、本当の役者さんになったんだなあとあらためて思わせてくれた初回の演技でした。

 世間でささやかれているウィルス・テロですが、このドラマのとおり対岸の火事というわけには行かなくなっていますよね。ロシアの小さな町が消えてしまったことを契機に藤丸の父親の勤務する警察庁非公式組織が動き出したウィルス・テロの話ですが、日本でも地下鉄サリン事件があったりしてそれを思い出した方も多いんじゃないでしょうか。そのほか他のドラマでも炭素菌を使ったテロなんかを題材にしたものもありましたし、実際の世界各国の軍事戦略上では細菌兵器というのは最も恐ろしい平気になりつつあるのかもしれませんね。テロ部会で話が出ていた今回の菌は「天然痘」(ワクチンによって絶滅したはず?)と「エボラ出血熱」を掛け合わせた世にも恐ろしい菌ということでしたから、使われたら大変なことになるんでしょうね。

 そんな重大な出来事にかかわることになったら、並みの高校生ではとても立ってはいられないと思うんですが・・・。藤丸をあそこまで強靭にさせていたのは一体何なんでしょうね。2年前のハッキングのときに知った父親の仕事の重大性とそれに対する誇り、さらには自分のハッキングに対する大きな自信によるものでしょうか?今回の話のラストでショッピングセンターに閉じ込められて、絶体絶命のときにも泣きながら犯人を突き止め、さらには平気が偽者であることまで暴き出した精神力は本当に頭が下がりました。今は無実の罪で終われる立場になっている彼の父親の同僚から言われた「何かを守るってのはこういうことだ」という言葉が、彼をあの場で大人にしたのかもしれませんけどね。

 それにしても筋書きはかなり破天荒でしたね(笑)ハッキングの実力を買っているからと、警察が一般人への捜査協力の名の下に犯罪を促してみたり、テロリストがファルコンの存在を知っていたり、しかもそれが誰であるかまで特定しているなど、闇から闇への情報戦が物語の前から展開されているような感じのドラマで息つく暇もありませんでした。

 特に、藤丸の父親が自分の部署のスパイの存在に気付いて信頼できる上司と落ち合ったにもかかわらず、そのことで自分の首を絞めることになって、追われてしまったときには、もう信じられるものが何も無くなってしまった感じでしたね。藤丸の能力のために病気持ちの妹が人質に取られるなど、今後も藤丸の気が休まる日々はテロが収まるまでなさそうです。

 学校で藤井美菜や仲間と一緒にいるときだけが和めるときかもしれませんが、最初の被害者が出そうな来週からはそれすらも少なくなりそうですね。マヤの色っぽさにニヤニヤしているところは高校生らしくて、見ているこちらもにやけてしまいましたし(笑)ただ、妹の透析を行った男も敵の一味のようですから、来週も冒頭から飛ばしてくれそうです。いずれにしてもドキドキするドラマになりそうですね。

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最終更新日  October 16, 2008 10:23:39 PM
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