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ZEPの曲の「ブラック・マウンテン・サイド」、「カシミール」などに、ジミーが得意とする変則チューニングで使われるギターは、ダンエレクトロの3021です。インド楽器のシタールみたいな音が出るという不思議なギターと言われていますが、実際のところはレギュラー・チューニングするとシタールっぽくないが、半音下げや1音下げなどの変則チューニングして、初めてシタール風に音が出ます。日本の楽器で言うと、琵琶か三味線みたいな感じですねwwうちが使っているダンエレクトロは韓国製のDC59で、現行モデルの前のタイプです。数年前までは、3021を所有していましたが、あるギターショップの店長から、このギターを必要としている人がいて、どうしてもと言うもんだから、売ってしまった。現在の所有者は有名な人で大事に弾いてくれているから安心しているが、売ったことで未だに後悔しているが・・・・wwさて、ジミーが使っているダンエレクトロの疑問が1つありましたので、書きます。ジミーが使っているダンエレクトロは1980年初頭までは、ブリッジは木片サドルのノーマルに、ペグはグローバーの3連クラシックタイプになっていますが、1980年後半からは、ブリッジはオクターブ調整可能なバダス、ペグはノーマルになっています。雑誌などに「バダスに交換されている」や「ペグはノーマルに戻してる」と記事に書かれていますが、実際は全く違います。何故なら、ジミーのダンエレクトロの3021は2本あったということです!過去のライブ・ビデオを見て、確証となる証拠が出てきたからです。1980年初頭までのライブで使われたダンエレクトロは、ボディの裏にでかいシールが貼られている、ネックの裏に塗装の剥げがかなり多い。ヘッドにナットの上部分に「Danelectro」のシールが貼られている。しかし、1980年後半からのライブを見ると、ボディの裏に貼ってあったでかいシールが無い、ネックの裏に塗装の剥げが少ない、ヘッドにナットの上部分に「Danelectro」のシールが貼られていない。ボディの裏にキャビの丸型の蓋がある。(初期型は蓋は無い。)よく見ると細かい所も違っている部分もあります。例え、メインでもない30年間使っていたギターに急にシール剥がしたり、部品交換するのだろうか?ジミーは必要としない余計なことは絶対しないはずです。そうなると、30年間使っていたギターは何かの理由で引退したと考えられる。ジミーは音作りやセッティングなどの独自方法を一切明かさない頑固者であることは有名である。インタビューでも明かしてはまずい質問があると話を反らすのがうまいwwメインのレスポールの配線方法も謎のままで、永遠に明かさない可能性大だしね。正しく、音の魔術師である。
2009/08/27
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今回はGROVER(グローバー)ペグのオールドと現行と比較してみましょう。ネットや雑誌にグローバー・ペグの比較の情報があまり無いので、うちが公開しますwwZEPフリークなら、ジミー・ペイジと同じようにレスポールにグローバー・ペグを付けて、マネしている人は少なくないですねwwしかし、レスポールにグローバー・ペグを付けたからと言って、必ず同じようになるとは限りません。何故なら、ZEPの曲に「幻惑されて」のイントロ部分や「ハートブレーカー」のソロ部分に、ナットとペグの間の弦を押してベンドするのがありますが、現行のグローバー・ペグでは、いくら押しても物足りない音になります。その違いとは?これから説明しますwwちょうど、1958バーストをメンテ&クリーニングしていたので、バーストに付いていたグローバー・ペグを取り外して、現行のグローバー・ペグと見比べてみましょう。左が現行のグローバー・ペグ(韓国製)、右が1970年代のオールドのグローバー・ペグ(USA製)です。おっと!2枚目からは左右逆になってしまいましたwwご覧の通りに形が全く違いますね~どちらもニッケルですが、オールドのは剥げてきて、いい風合いになっていますww ここからはUSA製と韓国製と略しますww韓国製は大量生産目的のためにコスト面の結果でしょうか、四角形タイプになっています。USA製は当時、鋳物製造のために月の個数が決まっていたので、本当に高価な商品でしたが、完成度が高く評判が良いです。こうやって、見比べると、USA製の方が無駄に余計な肉が無く、すっきりしていますね。大きさもUSA製の方が若干小さめです。よく雑誌とかで、オールドのグローバー・ペグは軽いと書かれていますが、その無駄に余計な肉が無いからこそ、軽いのです。裏側にUSAと刻印があります。韓国製は刻印などはありません。 ナットとワッシャーも全く違います。USA製のワッシャーの方が大きいし、平べったいです。ビスはUSA製のはマイナス・ビスで、韓国製のはプラス・ビスです。マイナス・ビスは現在入手困難なので、中古のUSA製を買う時にマイナス・ビスになってるかどうか確認して欲しいです。それだけでも、価値と金額が変わります。 レスポールのヘッドに取り付けてみました。ちなみに、レスポールはジミー・ペイジモデルの初期のレスポールですwwロッドカバーが貴重です!ww表面から見ると、USA製の方が大きく見えますね~それは、ワッシャーが大きいからですww裏側を見ますと、逆に韓国製が大きく見えます。 こうやって、並べてみると、USA製の方がスリムで小ぶりだと分かりますね。 表面は、USA製のはラインが美しく、滑らかですね~韓国製のは表面が粗く、雑な作りになっていて、やっぱりコスト面なんだろうね。 GROVERの文字が一目瞭然!さすが!USA製! 最初の説明に書きました、ナットとペグの間の弦を押してベンドする時に、韓国製のは物足りない音と言う理由とは、写真をご覧の通りにシャフトの部分にUSA製の方が少し長いです。そうです!テンションの位置が違うと、弦を押し下げすると韓国製は1音上げになり、USA製は2音上げになるのです!「幻惑されて」のイントロ部分や「ハートブレーカー」のソロ部分の音を再現するのには、USA製じゃないと同じように音が出ないのです!単にかっこいいから、グローバー・ペグを付けるのではなく、ZEPの曲を再現するためには、こうやって比較して違いを見極めないといけないのです。本当にこだわりがありますwwいかがでしたか?wwお役に立てたら良いですねww
2009/08/23
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先日にヤングギターのメンテの記事のことで言いましたが、あきらかに記事の説明不足があり、説明不足を補うために、うちが詳しく説明します。説明不足の理由は恐らく、ページの都合で文章を短縮されたのだろうと思う。ジャック内の汚れやキズがあると、ジャックに差し込んだ時にガリガリと音がでたり、ジーっと音が出たり、音が出ない症状があります。ガリの原因はジャックの穴の中の汚れとキズが原因なのです。ジャックの清掃方法ですが、ヤングギターのメンテの記事には、サンドペーパー(紙やすり)を使って、穴に磨きますと書かれていますが、それだけでは説明になっていません。サンドペーパーを使う手法は間違っていませんが、穴の中の汚れ具合や、キズの状態によって、手法が変わります。サンドペーパーの場合は、極度の汚れや深いキズなどに、600番~800番のサンドペーパーを使います。しかし、サンドペーパーだけでは、穴の中に磨くことはできません。サンドペーパーの他に潤滑剤もしくは接点復活剤と割り箸が必要になります。まず、割り箸をジャックの穴の大きさに合うぐらいの太さと長さに切っておきます。そして、割り箸にサンドペーパーを巻きます。巻きましたら、サンドペーパーに潤滑剤もしくは接点復活剤を軽く吹きかけます。さっと、一吹きで充分です。サンドペーパー巻いた割り箸をジャックの穴に回転しながら、入れて磨きます。最初は引っ掛かるような重みがありますが、何回か回転して磨くと次第に軽くなり、ツルツルになります。磨き終わりましたら、最後に綿棒に潤滑剤もしくは接点復活剤を軽く吹きかけて、磨いた粉や汚れを落とし、仕上げをします。それが本来のサンドペーパーで使う手法です。実は、もう1つの手法がありまして、サンドペーパーより時間短縮でき、簡単な方法があります。手法の手順は変わらないのですが、うちの場合はサンドペーパーは使いません。何故なら、サンドペーパーを使うことによって、ジャックの穴が広がり、シールドを差し込むとガタつきが発生してしまい、さらにガリやノイズが拡大する恐れがあるからです。しかも、メッキ施しているので、削りすぎると銅の地肌が出てしまい、そうなったら交換になります。これから紹介する手法は、ビギナーに優しく簡単なので是非試して頂きたい。手順はサンドペーパーと変わりませんが、サンドペーパーではなく、ウール(俗:ボンスター)を使います。ウールはフレット磨きと同じ洗剤が付いていないウールを使ってください。手順の説明は、サンドペーパーの説明と同じですが、ウールを巻いた割り箸に潤滑剤もしくは接点復活剤はこの段階では吹きかけません。このように綺麗になりましたら、次にプラスの部分(シールドの先部分)にも磨いておきます。頻繁に使うと写真の通りに減ってしまい、ガリが出やすくなります。この程度ではまだ許容範囲なので、問題ありません。銅の地肌が見えたら、交換時期になります。うちが使っている接点復活剤はCRC2-26です。楽器店で売られている接点復活剤でも充分対応できますが、長い目で使うのであれば、こちらの方がお薦めです。金額もそんなに差が無いし、CRC2-26の方が容量がたっぷりですから、1つあると重宝します。最後に綿棒に潤滑剤もしくは接点復活剤を軽く吹きかけて、磨いた粉や汚れを落とし、仕上げをします。ウールを使った手法の方がサンドペーパーより、簡単で時間短縮にもなり、ジャックの穴の汚れだけ落ちるためにジャックに優しく綺麗になります。あまりにも汚れがひどいようであれば、サンドペーパーを使った手法がお薦めです。こんな感じに説明しましたが、お役に立てたでしょうか?みなさんが安心して作業ができたらと思います。
2009/08/06
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