ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

明日の為にその(1)


俗に言う「名盤」とは「売れている盤」である場合と「リスナーの支持を受けている盤」がある。現在のレコード会社はマイルスの再発ものとブルーノートの再発で食いつないでいる(?)私的にジャズを楽しむ為のCDを何回かに分けて紹介したい。
【音楽CD】チュニジアの夜/アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
名曲「チュニジアの夜」を聞くなら、この一枚。リー・モーガンのペットが熱い。ショーターが音楽監督になり、メッセンジャーズの音楽の密度は従来の5倍位濃密になった。ブレイキーも安心してプレイに専念しているという感じ(^-^)個人的にはティモンズのファンキーなピアノが好きなのだが、とにかく名曲、名演、名ジャケのアルバム。タイトル曲も良いが「ソー・タイアード」はモーニンに次ぐファンキーの名曲だと思う。

【音楽CD】クール・ストラッティン/ソニー・クラーク
 ソニー・クラーク名義の一枚。これがあるからブルーノートは再発で食える?ジャケットも秀逸。ジャケットがジャズそのものだ。素晴らしい(^-^)
 タイトル曲はセッションなどでも良く取り上げられるが、2曲目の「ブルー・マイナー」は結構難敵(^-^;8分音符を雰囲気を出しながらイーブン気味に吹くのは骨だ(^-^;ヘタにはねると超ダサダサ(>o<)奥のふかーい曲なのだ。ファーマーもいいし、何よりマクリーンのソリッドなアルトが最高!ちょっとザラッとした肉声に近い音色が「ジャズ」だねぇ・・・こういうのをジャズと言うのだよ(^-^)紛い物に振り回されてはいけません。

 とりあえずジャズのエッセンスをかぎたければ、この2枚は良いと思う。聞き込むべし(^-^)


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