JE2LUZ・熊野

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2016/04/21
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カテゴリ: 熊野について
 熊野市の観光名所・景勝地の第一番は今も昔も「鬼ヶ城」です。
 鬼ヶ城は天然の荒磯です。
 浜や磯は国の持ち物で、大体、県が管理しています。
 そして、場所によっては「国立公園」として「環境省」の規制が掛かっていたり、「魚付き林」などと言う「水産庁」の規制が掛かったり、結構ややこしい物です。
 更には「世界遺産」なんてユネスコが噛むところもある訳です。
 鬼ヶ城は「吉野熊野国立公園」に入っているはずですし、「天然記念物」にも指定されていますね。
 獅子岩は天然記念物としては鬼ヶ城の付属品です。

 鬼ヶ城は1Km程の荒磯を周遊出来るようになっています。
 昔は波打ち際を波の合間を狙って駆け抜ける、スリル満点のコースだったのですが、少しずつ岩壁の中腹を削り、割れ目には橋を架けて、そこそこ安全な遊歩道を整備しました。
 新しい道は、通常の海面からは随分高いところにあります。
 波の静かな時に来た人はそんな高さまで波は来ないだろうと思うでしょう。
 でも、ここは外海、日本でも指折りの荒海、「熊野灘」に面しています。
 一度台風が来ると、その道より遙か上まで波が打ち上がります。
 鉄の手すりは曲がり、コンクリートの橋も消え去ります。
 昔の木の橋は割と簡単にすげ替えられましたが、今では、ちょっとした掛け替えなどでも大工事になっちゃいます。
 建設機械は近づけないし、コンクリートも全て手で運びますからね。
 おまけに、波の荒れるシーズンには工事は出来ません。
 台風が来ない11月頃から、爆弾低気圧が暴れ出す前の春先までですね。

 今はこの「周遊道路」は、通行止め・立ち入り禁止です。
 今回の交通止めは去年の7月からですね。
 そのちょっと前に通行可になったばかりだったのですが、数ヶ月で壊れちゃいました。
 そして、その開通の前は2年ほど止まっていたのかな?
 近年は通れることの方が希みたいです。

 これは前の写真の一部を拡大した物です。
 看板も月日が経って汚れてきています。
 通行出来ないのは「飛び渡り」ですから、橋の落下ですね。
 若い人なら文字通り「飛んで渡れます」が・・・管理責任上「禁止」になります。
 昔、観光バスが台風の余波のある日に客を案内し、さらわれて、裁判になり熊野市も被告にされたこともありますから、道が壊れなくても、すぐに禁止の札を出します。

 こんな大事な観光地の遊歩道が、長く放置されるのは・・・
 この道は赤道でも市道でも無いから「災害復旧」にはなりません。
 チョコットのことでも、先に書いたようにコストが高いのです。
 今回の修復も、今年度、三重県の補助が7月以降に決定しそうだと言うことです。
 7月に決まっても、秋深くまで工事は出来ないし・・・
 通れるのは、早くて暮れにはなるでしょう。
 「観光立市」で稼いだくらいでは金は足りないようです。

 「遊歩道」は立ち入り禁止でも。「釣り客」は自由に入っています。
 自己責任と言うことでしょう。
 それから、この鳥居と階段は「弁天さん」のものです。
 7月にお祭りがあります。

 「鬼ヶ城」は「世界遺産」に組み込まれているようですが、私には意味が分かりません。


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最終更新日  2016/04/21 06:27:36 AM
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