JE2LUZ・熊野

JE2LUZ・熊野

2020/03/24
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カテゴリ: 混在
熊野市もミカンの産地です。
 栽培面積、産出量、知名度も大きくありません。
 戦後、農林省が柑橘類による農村生活の安定を目指して「パイロット事業」に着手した時、いち早く、金山地区が手を上げ、事業採択され、その後に御浜町も採択され、一大ミカン産地になるはずでした。
 その頃よく言われたのは「国の言う事業に手を出したらあかん!」と言うことです。
 「みかん」「しいたけ」「しきび」「セレベス芋」「梅」・・・
 ノウハウの無い所へどんどん勧め、植えさせるけど上手く行かないし、巨費を投じて全国に展開するので生産過剰になって価格は暴落するし・・・
 ミカンも「金山パイロット」は温州ミカンでしたが、御浜のパイロットが動く時には「温州が生産オーバーだから晩夏を植えろ」と言われたようです。
 温州が過剰になっても「晩柑」が売れるはずは無いです。
 さらに、貿易摩擦のアオリで「グレープフルーツ」などの輸入が開始されたし・・・
 「金山パイロット」のような先行した所でも、苦労を重ねて開拓してもずっと赤字経営というのが現実です。

 戦後のミカン農家は何とか売れるミカンを・・・と言うことで、品種改良に走りました。
 半世紀ほどの間に70も80物品種が登場したようです。
 私が子供の頃には、「温州」「夏みかん」「八朔」「伊予柑」「春光柑」「三宝」「文旦」なんてのや「ゆず」「ポン柑」「酢橘」なんて調理用が主な物でしたが、「温州」でも「崎久保」「宮川早生」なんてのが出て、その先は栽培法網もハウス・マルチなんて出てくるし・・・
 色んなミカン類の交配や枝変わりで品種が増えるは増えるは!!!

 夏みかんでも、右の「甘夏」が出てさらに左の「紅甘夏」だ出てくるし、他にも何種類もあるようです。
 「品種登録」が出来るようになっていて、つい先頃までは北山村の「じゃばら」は保護されていたようですが。晩柑類はどうなったのでしょうね?
 「高接ぎ」「芽接ぎ」で台木の枝を色んなのに変更できる柑橘類の生命力が品種乱立に繋がっているのでしょうね。

 南紀というミカンの産地にいても今のミカンの種類は判りません。
 ネットで出てくる品種の3/4は見たことも食べたことも無いです。
 「世界のミカン」では無く「日本のミカン」です。
 いくら何でもこれでは消費者に受け入れられないでしょう。

 最近はすっかり見かけなくなった「春光柑」も直売署などではたまに見かけますね。
 ミカン類の一覧などの調理用などとところでは「じゃばら」は出てきますが、「新姫」は出てきませんね。
 まだまだ、認知度は低いようです。


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最終更新日  2020/03/24 12:03:23 PM
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