パワーアシストロボット、医療機器のLAP 平野 淳 のブログ

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July 17, 2007
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カテゴリ: 仕事
今日は 日経の記事 から。

「あなたの会社のITメタボリ度は?」というものです。
ITメタボリ度とは、ITシステムのメタボリック症候群という意味。
余計な脂肪分(=機能)が付いていませんか?というのを診断するものです。

上記のページを見ると、
・システムに対する利用部門の要求には、できる限り応えるべきだ
・システム構築では、どちらかといえば開発スピードよりも機能の豊富さと品質を重視する
・システム構築プロジェクトがいったん走り出したら、途中で中止するのは恥だと思う
などのチェック項目があります。
(一度、試してみてください。あなたの会社の“メタボ度”はどのくらいですか?)

結局のところ、利用部門(=顧客)の要求を全て聞いていては、最終的に
メタボリックな(?)ITシステムになってしまいますよ、ということです。

「顧客ニーズ主義」も大事なのですが、それに全て従うと“メタボ”になる可能性があります。
要求を出す側(顧客)は、往々にしてITシステムのことをわかっていません。
構築する側は、往々にして「それを作るとシステムが複雑になって、後々の
メンテナンスに苦労する」とわかっていたりします。

ところが、構築する側は、顧客の要求に従っていれば、とりあえずは「お客様が言った通りに
作りました」と言えば責任逃れできます。これではいけません。

最近は「予防医学」というのが重視されているように、“メタボ”になる前に、
事前に注意してあげるのが、システム構築のプロであるべきでしょう。

我が家も4歳の娘がいますが「欲しい~」という甘えに全て従っていては、我が侭で
苦労知らずの大人になってしまい、物事の大切さをわからなくなってしまいます。
システム構築がそれと同じとは言いませんが、少なくとも「結果を予期できる」はずの
プロが、何も指摘せずに、顧客の要求通りのITシステムを作ってしまうのは良くないでしょう。

とは言ってもこれが極めて難しく、特に大規模プロジェクトになってくると、外注として
支援する身の我々には発言権が少なく、こういったことを指摘できない場合が多いです。
関係者でじっくり話し合えばこのようなことも理解されるのですが、そういった時間も少ない。
なので、最終的には経営者やプロジェクトマネージャーの力量に依存してしまう。

悲しい現実ですが、仕方ないと言って諦めるか、徹底的に話し合うか、個人次第ですね。
私も全てに一つの解を持っているわけではありませんが、なるべく理想に近づけるよう
努力はしています。(それが通じず、無力感を味わうこともあります。)

話が逸れてしまいましたが、何事も“メタボ”にならないよう、気をつけましょう。
プロの立場としては“メタボ”にさせないよう、指摘できるようにしたいですね。
「確信犯」は最大の罪です。

---

「メタボ茶」って・・・





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Last updated  July 17, 2007 10:09:36 AM
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