Jinの世界たびある日記

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2007年06月23日
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カテゴリ: ヨーロッパの話
朝食も済んでお出かけをしよう!…と思ったら!なーんとお部屋の Safety Box が…開かない!
なぜ何故??と思いフロントへ電話したら、担当がお部屋まで来てくれるとのこと。なので、ゴロゴロしながら待っていました…が…来ない!12:00過ぎちゃったよ~!ずっと待っているのに…。
なので、再度電話して対応をお願いしたら、次はすぐに来てくれました(笑)。連絡が上手くいってなかったらしいんですよね。係りの人には罪がないので、やむなしです。

問題なく中の貴重品を取り出せたので、地下鉄に乗り込み観光開始!
テムズ川のほとりの Big Ben(ビッグベン)に到着しました。
そして、そのとなりは the Palace of Westminster(ウエストミンスター宮殿)。現在のイギリスの国会議事堂なんです。(正式にはウェストミンスター宮殿にビッグベンが併設されているのですが…)

Big Ben.jpg ←この時計塔はロンドンのシンボルですよね~♪

ウェストミンスター宮殿は11世紀に建設されて、歴代の王が住んでいたんです。
隣接する修道院(Westminster Abbey and Saint Margaret's Church)も同じ頃に建てられ、13世紀にヘンリー4世が莫大な費用を投じて豪華なゴシック様式に改修しました。
この改修のため、ヘンリ-3世は貴族たちに対し重い税金を課したのですが、これに対し貴族たちはウェストミンスター修道院にあるチャプターハウスに集まり、国王を呼び出して税金を減らすよう求めたそうです。この話し合いが、議会政治が誕生するきっかけになったのだとか。1544年に上院が誕生し、5年後に下院が誕生。長い時間をかけながらも、こうして今の政治の形が出来上がっていったのですね。

で、ビッグベン。
正確には時計台のことではなく、タワー内にある重さ13.5トンの鐘のことを指すんです。
ビッグベンという名前は、当時の時計台の工事責任者だったベンジャミン・ホール卿の愛称にちなみ、名付けられたんだそうですよ。光栄ですよね~。
さらに、毎正時に鳴る鐘の音はどこかで聞いたことのあるメロディー。
そう、学校で使われているチャイムの「キーンコーンカーンコーン」という4つの音なんです!
日本の学校の多くは、このビッグベンのメロディーを採用していたんです。いやぁ、ちょっと驚き!


で、もちろん!その後はウェストミンスター寺院に。

ゴシック建築の代表作といわれるウェストミンスター寺院。
11世紀にエドワード懺悔王が建設。14世紀末までにだいたい完成したのですが…正面部分は16世紀初めに、塔は17世紀…と、かなりの長期間にわたっての建設だったんだそうです。気の遠くなるような話ですよね。
現在も(1066年から!)戴冠式など王室の行事がおこなわれているんです。
歴代の国王や著名人が葬られている場としても知られています。
エリザベス1世やニュートン、ダーウィン、シェークスピア、ヘンデルなども眠っているんですよ~。

で、左から有名なネオ・ゴシックの西正面の塔。北入り口。そしてそのドア。
ヴィクトリア朝の彫刻が美しい、この北入り口から見学者は入ります。

Westminster Abbey.jpgWestminster Abbey2.jpgWestminster Abbey3.jpg

残念ながら、建物内は撮影禁止。
本当に美しい建物で、霊廟もため息が出るほど立派でした…。





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最終更新日  2007年06月23日 10時18分08秒


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