今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

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2012.01.31
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「古今集」(25)

角川書店 窪田章一郎校注

発行 昭和四十八年一月三十日



古代の和歌の性格(1)


 しかし、そのはじめを思うと、和歌は宮廷の晴れの場で歌われ、このような低い存在ではな

かった。昔の代々の帝は、春の花の美しい朝、秋の月の清らかな夜ごとに、侍臣たちを召し

て、その場合場合の事に関係させて歌を詠ませ、奉らせなさった。ある時は花を詠もうとして

不案内なところに迷い、ある時は月を詠もうとして案内者もない闇の路にたどって行った、そ

の各自の心のはたらきを御覧になって、賢愚のほどを試されたであろう。

(つづく)


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最終更新日  2012.01.31 05:15:50
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