今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2012.02.27
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2月28日(火)

「古今集」(50)

角川書店 窪田章一郎校注

発行 昭和四十八年一月三十日



   春歌下(6)


      題しらず                          大伴くろぬし

春雨のふるは涙か桜花ちるををしまぬ人しなければ

亭子院歌合歌                                つらゆき


さくら花ちりぬる風のなごりには水なきそらに波ぞ立ちける

なごり:吹く風の過ぎ去ったあとに、なおその面影が残って感じられること。本来は余波の意

で、波が立って静まるまでに残っている小波をいう。その点で下句にも 働き、作意の中心と

なっている語。波:風に散らされて空に舞う花を大きく捉えて、波にたとえる。

     ならのみかどの御歌

ふるさととなりにしならのみやこにも色はかはらず花はさきけり

ふるさと:旧都。昔の面影をとどめずにすべてが変化したさびしさの中での懐古の情を詠む。

(つづく)


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最終更新日  2012.02.28 05:00:37
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