今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2013.05.27
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今日の聖句:「内村鑑三所感集」(岩波文庫)より
http://www.izu.co.jp/~jintoku/utimura10.htm

原文は文語調、人徳の口語訳および意訳の個所もあり。

5月28日(火)

生涯の決勝点

生き生きとした生は美しい、しかし死はもっと美しいのです。生のための死ではなく、死のための

生です。美しく死んだ人が、生をまっとうしたと言えます。競走におけるように、生涯の勝敗は最

後の一分間によって決定されるのです。この一分間に後れをとるとあなたの生涯は失敗に終わるの

です。生涯の決勝点において、神より特別の力を賜わり、走るべき道程を走り尽した人は福(さい

わい)です。



5月28日(火)


こうして彼らの足をあらってから、上着をつけ、ふたたび席にもどって、彼らに言われた、「わた

しがあなたがたにしたことがわかるか。あなたがたはわたしを教師、または主と呼んでいる。そう

言うのはただしい。わたしはそのとおりである。しかし、主でありまた教師であるわたしが、あな

たがたの足をあらったからには、あなたがたもまた、互いに足を洗い合うべきである。わたしが、

あなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本をしめしたのだ」。(ヨハネ

伝一二~一五)

国に尽くさんと欲せば、必ずしも政治または軍事に携わるの要はない。社会に仕えんと欲せば、必

ずしも社会事業に従事するの要はない。われに賦与されし能力(ちから)に応じ、わがなすべき事

を忠実になせば、それ以上の愛国的な行為はない。また社会的事業はない。レンブラントは善き絵

を描いて、オランダ国の名を世に揚げた。ワーズワースは善き詩を作りて、英民族の風儀を一変し

た。奉公の道は一にして足りない。美術も音楽も作詩も説教も、忠実にこれをなせば、国を興し民

を化するの事業である。必ずしも議会の壇上に登るに及ばず。ひとり書斎にこもり、考え方を万世

に垂(た)るることができる。必ずしも慈善事業に従事するに及ばず。教壇に聖書を講じて、慈善

以上の大慈善を施すことができる。わがなすべくこの世におくられし事を忠実になして、われは国

家を益し、社会を改め、しかり、全宇宙を動かすことができる。願う、静かにして、運動また宣伝

の手段を用いずして、小にして大なる愛国者または改革者たらんことを。(信二四・二四六)



「矢内原忠雄の今日の言葉」

あぶくま無教会ホームページ(現在閉鎖)『日々のかて』よりの転載です。

5 月 28 日(土)

主はアブラハムを外に連れ出して言いました、「天を仰いで見なさい。星の数はいく

つあるか、数えて見なさい」。そして彼に告げました、「あなたの子孫は星の数のよう

になるでしょう」。

(創世記 15: 5-6)

星空を仰いで

 風のない静かな夜、外に出て空を仰ぐと、高さ、広さ、深さの測り知れない天井

に、無数の星が青く又赤く輝いています。満月の夜には、星の光もうすれて、空一面

に透き通った絹のような光がただよいます。夜明けには太陽はまだ地平線に現れま

せんが、星はおおむね消え去って、ただ一つあけぼのの明星がきらめいています。

そして真昼には、何というまぶしい光が春の青空にあふれていることでしょう。 空を

仰いでいると、私たちの心は地を離れて天に飛びます。そしてあの光輝の中にある

神の栄光の御座をしたい、星のまたたきの中に、私たちの間から先に天国へ召され

た人のほほえみが見える思いです。


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内村鑑三







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最終更新日  2013.05.28 02:17:38
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