今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2015.04.09
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 生涯大学葵学園の講師の話があったのは、昨年の十二月だったと思います。二つ返事で承諾したのを憶えています。白浜短歌会のような感じで毎月やればよいくらいに考えていたのでした。「短歌実作講座とでもしてください」とその時は話したのでした。    最近具体的な話になって、講座は毎月ではなく一年に一度だけということでした。それなら、八月が賀茂短歌会も白浜短歌会も休会なので、八月にやりましょうということになったのです。それにしても、三時間で実作講座はちょっときついかなと思い、「短歌入門講座」に変更してくれるよう担当の方に頼みました。

 そうは軽く言ったものの、「短歌入門講座」で何を話したらよいだろうかと正直なところ、ちょっと不安になっています。だいたいがぶっつけ本番、出たとこ勝負のようなところがあるのです。

 どんな話になるにしても、啄木の話はしなければならないと思います。つまり、自ら編集した唯一の歌集の題名、「一握の砂」です。ひと握りの砂に、取るに足らない、何の価値もないようなひと握りの砂に、啄木が賭けたものは何だったのでしょうか。そうです、われわれは、見捨てられた、なんの価値もないようなもの、今まで見過ごしてきたものに目を向ける。そしてそこに、今まで気がつかなかったけれども、何か大切なものがあるのではないか。みなさんは、短歌を通してその発見の旅に今発とうとしているのだということなどは、言ってもいいのではないだろうか。さあ、どんな講座になるか、私も楽しみです。







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最終更新日  2015.04.10 09:48:16
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