後藤早苗の短歌(83)
(注)結社誌「賀茂短歌」より転載
蝮
(24.8)
スーパーの衣類売場で妹と一日過ごし気分転換
中国より嫁ぎし嫁は 空心菜
幼き頃の味とよろこぶ
つるぼけの言葉がよぎりつるばかり伸びるかぼちゃに今年の反省
里芋も生姜も敷きわら終りたり梅雨開け発表ホッと一息
一匹の蝮におどされ長きものすべて蝮に見えてふるえる
草刈機の刃先に当り息絶えたる 蝮
が体をくねらしている
(つづく)
歌集「涵養の地」(57)冬の景(2) 2026.05.31
後藤瑞義入選歌(令和2年)(3) 2026.05.31
渡辺順三歌集「日本の地図」 1952年(… 2026.05.31