今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2018.09.18
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カテゴリ: 短歌

明石海人歌集

白描(37)


岩波文庫より


(注)明石海人(本名野田勝太郎)は、大正7年沼津町立沼津商業学校(現:県立
沼津商業高等学校)卒業で、私の先輩であることを知りました。


鬼豆(3)


除夜


年祝(ほ)ぎのよそほひもなく島の院に百八つの鐘ただ静かなり


島山の鐘の撞木の丈(たけ)ながの綱手の垂れに朝は凪ぎつつ


元日をきたる年賀の文ふたつうちのひとつはふるさとの子より


追羽子の音もあらなく元日のこの静けさをひとり籠らふ


宵の間の疾風(はやち)は落ちて枯庭に霜は降るらし月かげり来ぬ


砂浜にむしりすてたる白き羽毛(け)のしづけさ深し陰(くもり)冷えつつ

(つづく)







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最終更新日  2018.09.18 08:02:03
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