今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2018.09.24
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カテゴリ: 短歌

後藤瑞義の短歌(164)

「賀茂短歌」第30巻第4号(昭和61年8月発行)


松(1)


大き松しんしんとして立てるあり日当たる枝(え)ありあたらざるもあり


何時もなら下車する駅を病院に子を見舞うゆえ通り過ぎたり


トンネルの内壁面(うちへきめん)のところどころ水沁み出でて輝いている


悲しみのひとつひとつを耐えゆきてさみしもわれは強くなりゆく


ガラス戸につく雨粒のひとつひとつおのおの外の景色映せり

(つづく)







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最終更新日  2018.09.24 07:54:01
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