今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2018.09.27
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カテゴリ: 短歌

明石海人歌集


白描(46)


岩波文庫より


(注)明石海人(本名野田勝太郎)は、大正7年沼津町立沼津商業学校(現:県立
沼津商業高等学校)卒業で、私の先輩であることを知りました。


春夏秋冬(7)


夏至


演習のやがてはじまる松山に夏うぐひすの声しづかなり


萌えいづる榁(むろ)の白芽に降る雨は匂ひあたらし音(ね)のあかりつつ

                 x

暮れのこる土の乾きに甘藍は鉛のごとく葉を垂らしたり


夕焼の雨にかならしひとときを簷(のき)さきに鳴く一つ青がへる


廁戸のひらき重たく降る雨のやみ間を黄ばむ夕空あかり


夕まけて芭蕉わか葉にやむ雨は砌(みぎり)の石に乾きそめつつ


(つづく)






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最終更新日  2018.09.27 08:26:30
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