「内村鑑三書簡集」
(岩波文庫)より
(注)文語を口語に、わたしの意訳箇所もあります。
明治34年より
強健なる宗教
宗教は、個人的にならなければいけないでしょう。個人的になら
ない宗教は基礎のない、浮草のような宗教です。宗教は社会的に
ならなければならないでしょう。社会的にならない宗教は、単な
る利己的な宗教となるでしょう。深く個人の心に根を張り、幹と
枝を広く社会に伸ばし生気を得るような宗教です。ですから、渇
くときも決して枯れず、いくら揺すっても決して倒れない、その
ような宗教のことを言います。
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