後藤瑞義の短歌(281)
「賀茂短歌」第42巻第5号(平成九年十月発行)
遠花火(2)
鶴の群れ 紅 そまるエレベスト越えつつあらむ声の切つなし
蝉時雨激しくなりぬ父さんの木工場に人ひとりいぬ
工事場は昼休みなりシート敷き皆木陰にて横になりおり
熱海城上空にして開きたる花火は錦が浦を染めたり
遠花火大き輪描き消えにけりしじま戻りてのちに音する
後藤瑞義入選歌(平成31年度:令和元年… 2026.05.28
渡辺順三歌集「日本の地図」 1952年… 2026.05.28
与謝晶子の歌(369)花のある風景――(… 2026.05.28