今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2019.01.25
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カテゴリ: 短歌

明石海人歌集

白描(167)


岩波文庫より


(注)明石海人(本名野田勝太郎)は、大正7年沼津町立沼津商業学校(現:県立
沼津商業高等学校)卒業で、私の先輩であることを知りました。


白描以後(5)


花咲き花散る


屋をめぐる春の夕なれ女童等近づき遠のきはてもなく笑ふ


潮騒の今宵久しさみんなみにひらく浦曲に童となりにし


さへずりの声のまにまに朝ぼらけ眠たくもなし食ひたくもなし


喉穿りて冬を疎めば島里に花咲くといふ花散るといふ


見えぬ眼を窓より放ちこの年の葉桜風かと聴きとめにけり


癩は君に幸せりと人の云ふに


病む歌のいくつはありとも世の常の父親にこそ終るべかりしか


                                    (つづく)







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最終更新日  2019.01.25 07:50:02
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