4月27日(土)
万葉秀歌(上巻)(25)
斎藤茂吉著
昭和13年11月発行
(注)作品は書籍通りです、解説は簡略化、意訳している場合
もあります。(後藤)
巻第一(25)
采女
の
袖吹
きかへす
明日香
風
都
を
遠
みいだづらに吹く
明日香
(飛鳥)の京から
藤原
の京に
遷
られた後、明日香のさびれた
のを悲しんで、
志貴皇子
の詠まれた御歌。
采女は諸国から身分も好く容貌も端正な妙齢女を選抜して宮中に仕え
しめたもの。
茂吉:一首は、「明日香に来て見れば、既に都も遠くに遷り、都であ
るなら美しい采女等の袖をも
翻
す明日香風も、今は空しく吹いてい
る、」 というぐらいに取ればいい。
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