今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2019.04.29
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カテゴリ: 短歌

4月29日(月)

万葉秀歌(上巻)(27)

斎藤茂吉著


昭和13年11月発行


(注)作品は書籍通りです、解説は簡略化、意訳している

場合もあります。(後藤)

巻第一(27)

いづくにか ( ふな ) ( はて ) すらむ 安礼 ( あれ ) ( さき ) こぎ ( ) ( ) きし ( たな ) ( ) 小舟 ( をぶね )



(巻一・五十八)高市黒人

高市黒人(あけちのくろひと)の経歴は、はっきりしませんが、

持統天皇に仕えていたので、大体柿本人麿と同時代の人です。

「安礼の埼」は
( ) ( かわ ) 国の埼であろうが現在の 何処かは不明。

茂吉:一首の意は、「今、三河の安礼の埼のところを漕ぎめぐ

って行った、あの
舟棚 ( ふねたな ) の無い小さい舟は、いったい何処に泊る

のか知らん」というのである。

茂吉:旅中の歌で、他の旅の歌同様、寂しい気持ちと、家郷(妻)

とおもう気持と相まっている。その上で、客観的な写生をおろそ

かにしていない。そして、「何処にか船泊すらむ」と感慨をもら

しているところに特色がある。







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最終更新日  2019.04.29 08:07:07
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