6月24日(月)
万葉秀歌(上巻)(87)
斎藤茂吉著
巻第三(18)
旅 にしてもの 恋 しきに 山下 の 赤 のそほ 船 沖 に 榜 ぐ 見 ゆ
(巻三・二七○)高市黒人
高市連黒人
の作。羇旅歌八首中の一首。「赤そほ船」は赤
く塗った船。
茂吉:一首の意は、「旅中にあれば何につけ都が恋しいのに、
沖の方を見れば赤く塗った船が通って行く、あれは都へのぼ
るのであろう。羨ましいことだ、」といったことである。
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