6月29日(土)
万葉秀歌(上巻)(92)
斎藤茂吉著
巻第三(23)
昼 見 れど 飽 かぬ 田児 の 浦 大王 のみことかしこみ 夜 見 つるかも
(巻三・二九七)田口益人
田口益人
が和銅元年
上野国司
となって赴任の途上駿河国浄見
埼を通って来たときの歌である。
をば、君命によって赴任する途上だから夜見た、」というので、
昼見る景色はまだまだ佳いのだという意が含まっているのである。
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