6月30日(日)
「内村鑑三書簡集」 (岩波文庫)より
(注)文語を口語に、わたしの意訳箇所もあります。
明治37年より
われの幸運
わたしは、神様の救済、つまり福音を伝える仕事を授け
られました。泣く人からは涙をぬぐってやり、乏しい人
へは満たしてやり、愛する人を亡くした人には立ち直る
秘術を教える、そうした職務を委ねられたのです。伝道
の職を得て、犠牲者のように言う人がいますが、それは
間違いです。わたしはどんなに高い地位になるよりは、
今の伝道の職を得て喜んで死んでゆけるのです。
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