7月27日(土)
万葉秀歌(上巻)(124)
斎藤茂吉著
沖 へ 行 き 辺 に 行 き 今 や 妹 がためわが 漁 れる 藻臥束鮒
(巻四・六二五)高 安 王
高安王
が鮒の
土産
を
娘子
に呉れたときの歌。
方々歩いて、つかまえた藻の中にいた大きな鮒だが、おまえに持
ってきた、」というぐらいの意味である。「藻臥」は、藻のなか
に潜む意味。「束鮒」は、ひと束、つまり、一握り、一寸ぐらい
の長さをいう。
万葉秀歌(上巻)改版 (岩波新書) [ 斎藤茂吉 ]
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