今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2019.08.28
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カテゴリ: 日記
小池礼三氏のこと 下書き 後藤瑞義

(「賀茂短歌」令和元年九月号)


  NHK大河ドラマ「いだてん」に、ロサンゼルスオリンピック

の二百メートル平泳ぎで銀メタルを取得した小池礼三氏のことも紹

介されておりました。

わたしが小池礼三氏の名前を見たのは、六十年前の高校二年の春だ

ったと思います。すなわち沼津商業高等学校の校長室(校長室へ入る

経緯については、話が長くなりますので割愛します)でのことでした。

 校長室の校長の座る椅子の背後の壁の上段に、畳半畳ぐらいの大き

さの写真が飾ってあった記憶があります。そこに、小池礼三氏の名前

とロサンゼルスオリンピック及びベルリンオリンピックでメダルを取

得したことが書いてあったかと思います。(これはあくまでも、私の

個人的な六十年前の記憶で、そう思い込んでいるのにすぎないかもし

れません。写真が掲示されていた正確な位置、場所はあやふやですが、

写真自体はいまも鮮明に思い出します。)

 小池礼三氏は高校の大先輩、英雄的な大先輩だったのでした。しか

し、小池礼三氏の名前はそれから、すっかり頭の中より消えておりま

した。

 大学を卒業して十年くらい経った時だったでしょうか、大学のクラ

ス会がありました。久しぶりにS君と会いました、そしてS君の方か

ら近づいてきまして、関西の有名なホテルに就職していることを話し

てくれました。S君は関西の高校の出身ですので、地元に帰られたの

かとも思ったのでした。

 S君の話は、「いや、会社に大学の先輩で小池さんという常務がい

て、厳しいんだ。いつもしごかれてるよ…」、「その常務の出身を調

べたら君といっしょの沼津商業高校で、君がなつかしかった…」、そ

んなことだったと思います。私は、この時初めて、高校の偉大なる大

先輩小池礼三氏が、自分と同じ大学に入っていたことを知ったのでし

た。

 その当時、高校の偉大なる先輩が、会社の重役として働いておられ、

クラスメートのS君などに発破をかけている姿を想像し、感無量の気

持ちとなったのでした。

 当時私は、会社をすでに二度変えていた時期でした。自分は何をや

っているのだろうか、とたいへん落ち込んだ気持ちになったのでした。


 大河ドラマ「いだてん」に小池礼三役の若者が登場したとき、白い丸

首シャツの胸のところに沼津商業学校(現:沼津商業高等高校)の文字

がちらっと見えたのでした。

 私は、沼津商業高等高校の出身であったこと、卒業以来一度も高校に

は行っていないこと、総会等の通知なども無視し続けてきたことなどを

重く思ったのでした。​


追伸: S 君にクラス会で会った後、私は勤めていた会社が解散となり、地元に近

い熱海のホテルで二十二年、下田のホテルで八年つごう三十年のホテル勤務と

なったのでした。偶然そうなったのだとは思いますが…。






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最終更新日  2019.09.08 11:57:06
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