11月22日(金)
令和元年後藤瑞義入選歌(よみうり歌壇他)(9)
八月号より(賀茂短歌)
天に向き身の潔白を晴らさんと泰山木は大輪開く
(読売新聞 読売歌壇 七月二十九日 三席 小池 光 選)
(評)
タイザンボクの大きな真っ白い花。あたかも身の潔白を晴らす
ごとくである。この比喩が大胆で気持ちが良い。
信長の弟というその名前有楽町に有楽椿に
(読売新聞静岡版 よみうり文芸 七月三十一日 入選 渡 英子 選)
緑濃き山に向かいて息吸えり大きく吸えり精気もらわん
(読売新聞静岡版 よみうり文芸 八月 七日 入選 渡 英子 選)
一晩を茂みにひそみ明かしたる雄鶏露に濡れてかがやく
(読売新聞静岡版 よみうり文芸 八月十四日 入選 渡 英子 選)
無沙汰わび師の奥津城に額ずけば黒御影石小雨に光る
(読売新聞静岡版 よみうり文芸 八月二十一日 入選 渡 英子 選)
(つづく)
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