1月26日(日)
一遍上人語録(28)
岩波文庫:昭和60年5月16日発行
巻上(28)
時衆制誡(じしゆうせいかい)(1)
専ら
神明
の威を仰ぎて、
本地
の徳を
軽
んずることなかれ。
専ら仏法僧を念じて、
感応
の力を忘るることなかれ。
専ら称名行を修して、余の
雑行
を
勤
ることなかれ。
専ら
所愛
の法を信じて、他人の法を破ることなかれ。
専ら平等心を起して、
差別
の思ひを
作
すことなかれ。
(注)
時衆
:一遍の教団に入った僧尼(道時衆)、または教化
に浴した有縁の人々(俗時衆)をいう。
本地
:衆生救済のため、仏・菩薩が神のすがたをとり、
日本に現れたのを垂迹というに対し、仏・菩薩として
のもとの姿を本地という。
雑行
:称名を正行というに対し、称名以外の一切の行を
雑行という。
(つづく)
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