1月26日(日)
第四回角川短歌賞 受賞作品「四旬節まで」(生野俊子)(9)
(昭和33年)
ドアの前牧師の赤き椅子ありて吾に説かれざる神にこだわる
躓きつつ広告係つとめ来て宣教誌ファイルに五冊たまりぬ
杜撰なる牧師らの事務に苛立ちし一日を終えて鳴らすミサ曲
神学校に八人の生徒教えむと海越えて来る青年を待つ
聖霊の来り援けぬひとつにて教会建てむ丘の土地の値
(つづく)
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