3月22日(日)
一遍上人語録(85)
岩波文庫:昭和60年5月16日発行
巻下(4)
門人伝説(4)
四
又常に
長門顕性房
を称美して云、
三心
所廃の法門は
よく 立 られたり。されば往生を 遂 られたり。
注
長門顕性房
:長門の人で、はじめ西山証空の弟子となったが、
のち覚入の弟子となった。顕性が三心所廃の義を立てたことは、
浄土源流章(凝然)に見えている。
三心所廃の法門
:本願を信ずる心の三心が、そのまま口にでる
と念仏となり、三心はしばらく隠れるという教え。
(つづく)
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