今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2020.03.27
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カテゴリ: 思想

3月27日(金)

一遍上人語録(90)


岩波文庫:昭和60年5月16日発行


巻下(9)


門人伝説(9)




  又云、浄土を ( たつ ) るは、 欣慕 ( ごんぼ ) ( こころ ) を生じ、願往生の心

をすゝめんが為なり。欣慕の意をすゝむる事は、所詮、

称名のためなり。しかれば、深心の釈には、「 使人欣慕 ( しにんごんぼ )

《人をして欣慕せしむ》」といふなり。浄土のめでたき

有様をきくに付て、願往生の心は ( おこ ) るべきなり。此心が

おこりぬれば、かならず名号は称せらるゝなり。されば、

願往生のこゝろは、名号に帰するまでの、 初発 ( しょはつ ) のこゝろ

なり。我心は ( ろく ) ( しき ) 分別 ( ふんべつ ) の妄心なる故に、彼土の修因に非

ず。名号の 位則往生 ( くらいすなわちおうじよう ) なり。故に他力往生といふ。 ( うち )

まかせて人ごとにわがよくねがひ、こゝろざしが切なれ

ば、往生すべしとおもへり。

欣慕の意 :弥陀の浄土を欣び慕う心。

使人欣慕 :観経 疏散善義に、「決定して深く信ず。釈迦

仏、この観経の三福・九品・定散二善を説いて、かの

仏の依正二報を証讃して、人をして欣慕せしめたまはむ

ことを」とある。

六識分別 :眼・耳・鼻・舌・身・意の六種の認識のはた

らきで知りわけること。

打まかせ :一任する。まかせる。

(つづく)






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最終更新日  2020.03.27 07:49:28
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