3月29日(日)
第九回角川短歌賞(72) 受賞作品「老に来る夏」(鈴木忠次)(2)
(昭和38年)(注)この年は受賞者が2名です。
眉の毛の垂りし一ぽんぴろぴろと目の邪魔に吹かれつつここちよし
働らきの程知れて来し誕生日妻は心得て晩に少し作る
山の田舎出で行きて姉に身を寄せき島田清次郎売り出しし頃
長崎に赤彦来たる年の夏顔太く円く赤き赤彦を見しよ
わが姉も志摩君も原子弾に果てき距離近くして相知らずして
(つづく)
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