11月30日(月)
短歌研究新人賞受賞作品第二十二回(昭和54年)
阿木津英「紫木蓮まで」(6)
感情を捨つと出で来しわたくしの頭の上を鳥が渡れり
臓物をあがない戻るわがあゆみ捻子落ちているところを過ぎつ
漫画本読みて出で来つ茶房より灯びに浮く雨のもなかへ
桜桃のかなしさの核のごときかも舌の上にて弄びいる
性懲りもあらずけぶらうむらさきの楝の花の下を過ぐれば
(この項完結)
後藤瑞義入選歌(平成31年度:令和元年… 2026.05.28
渡辺順三歌集「日本の地図」 1952年… 2026.05.28
与謝晶子の歌(369)花のある風景――(… 2026.05.28