12月27日(日)
「歎異抄」(訳:野間宏)(33)
筑摩書房:昭和44年5月30日発行
(注)「歎異抄」の原文、及び野間氏の解説、感想等は省略
しています(後藤)。
第十三章(2)
なくなった上人のおっし
ゃるには、「うさぎの毛やひつじの毛の先端についている塵
ほどの罪をふくめて、現にわれわれが犯しつつある大小さ
まざまな罪悪で、自分の宿世の思慮や言動に深く根ざしてい
ないものは一つもないのだと知らなくてはならない。」との
ことでありました。また、あるときのこと、「唯円坊は、わ
が親鸞の言うことを信じるか。」とのお言葉がありましたの
で、「はい、信じます。」とお答えいたしましたところ、「で
は、言うことに決してそむかないか。」と、かさねてのお問
いかけがありましたので、つつしんで承知いたしました。
(つづく)
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