12月31日(木)
昭和萬葉集(巻十)(401)(昭和二十七年~二十九年の作品)
講談社発20行(昭和 55年 )
Ⅵ(4)
四季の移ろい(4)
春(4)
前田芳彦
菜の花が黄の断片に見ゆるまで遠き頂きを人耕しき
今村 寛
棚雲に月上りをり晩春の突風に乗りて雨すぎしかば
吉田正俊
悲しみはあるかなきかになりゆきて光を乱す逝く春の風
この狭き国を吹きゆく 春嵐 なげかひし過去も今のうつつも
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