1月28日(金)
「選択本願念仏集」(法然著)(347)
岩波書店:1997年4月16日発行
(十六) 釈迦 如来 、弥陀の名号をもつて 慇懃 に 舎利 弗 等
に付属したまふの 文 (28 )
第三の夜に見らく、 両 の 幢杆 、大きに高く 顕 はれ
て、 幡 五色を 懸 けたり。道路縦横に、 人 観 ること
礙 りなし。既にこの相を 得已 りて、 即便 ち休止し
て七日に至らず。上より 来 、所有の霊相は、 本心 、
物 のためにして 己 身 のためにせず。
(つづく)
両 の 幢杆 … 懸 けたり:二つのはたざおに、五色のはたのかかって
いることであるが、それが何を意味するかについて、良忠は、五色
の幡は五念門、或いは五種正行、両の 幢杆 は定散二善をあらわすも
のとみている(『散善義記』巻三)。
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