1月30日(日 )
昭和萬葉集(巻十一)(322)(昭和三十年~三十一年の作品)
講談社発20行(昭和 55年 )
Ⅳ(52)
愛と死(40)
父を偲ぶ(1)
吉田和気子
暮れおちし車窓に吾の映りをり亡くなりし父に似たる顔して
裏山に上れば昏れし山なみの遠き頂に夕陽照りゐる
疲れたる吾が車窓に映りゐる亡くなりし父に似たる顔して
飯田住義
父逝きて仕事着のみが遺りたりその仕事着をうから分けあふ
(つづく)
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