今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2022.02.26
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カテゴリ: 短歌

2月26日(土)

長塚 節歌集(52)

中公文庫:日本の詩歌6より

昭和五十一年四月十日初版

明治四十五年(14)

病中雑詠 其二(11)

三月七日、暫しが程と郷にかへる、三日ばかりして帰りこんと出で行きて既

    に四月にもなりたれば、あたりはさながら忘れ去りたるやうなるを一月二日

    とある程に

ゆくりなく 拗切 ( ちぎ ) りてみつる 蚕豆 ( そらまめ ) の青臭くして ( なつか ) しきかも

蚕豆はまだ短くして、たとへば土に落ちたる生石灰の石のやうなるがおのづ

から水分をふくみてほとびつつあるが如し、我も此れより遠く西国の旅に赴かむとすれば

そら豆の柱のごとき茎たたばいづべに我は人おもひ居らむ

(つづく)






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最終更新日  2022.02.26 07:09:45
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