2月27日(日)
閑吟集(32)
新潮社: 昭和五十七年九月十日
うき世(1)
49・ 世間 は、ちろりに過ぐる
ちろり、ちろり
(世の中はちろっと過ぎて行く。ちろっと瞬くその間に。)
50. 何 ともなやなう、何ともなやなう
うき世は 風波 の 一葉 よ
(どうってこともないんだよ、うき世は。風に吹かれる木の葉
のようなものさ。)
51. 何 ともなやなう、何ともなやなう
人生七十 古来 稀 なり
(おやまあほんに、私も 何時 の間にか、 古稀 とやら。どうってこともなく過して
来たんだが。)
(つづく)
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