ひとりごと

ひとりごと

日記に書くほどの事でもない。その5


私の頭の中の常識は普通じゃなかったのだろうか。
別に、あなたと結婚したいと迫った事は無かった。
確かに、このまま一緒に居るなら結婚した方が何かとスマートなんじゃないかと
勘違いしたこともある。

働かないあなたとケンカして私がアパートから逃げ出そうとした時
つかまえられて彼は口走った。
「いつか結婚したい。」と。真剣なんだ、と。
きっと言った先から後悔していたに違いない。
結婚なんて、私から言ったんじゃない・・・とだけはどこかに書きとめておきたい。
冗談で姉が結婚した時には伯母から祝い金を頂いた、と話した時。
私たちも結婚したら貰えるんじゃない?なんて。
冗談のつもりで。いや、冗談だったのに。

彼は別れる時にこう言った。「金が欲しかったんだろ?」
バカにするにも程がある。
伯母は結婚してなくて、妹の子供の私達双子を子供の頃から良くしてくれていて
片方養子にしてもいいと、考えていたらしいのだ。

大体・・・金が欲しかったら、無職の男と付き合うか?

恋は盲目とはよく言ったもので、私は目の前に好きな人が居るのに他の誰かを
好きになったりなんか出来ない。
だから不倫はもうしない。人のものを好きになんかならない。
浮気なんか絶対しない。
するなら最後までばれないようにしてください。

でも、両想いのはずの関係はいつのまにか彼の浮気で崩れた。
最後まで認めないあの男の携帯には「丹野さん」からのメールで一杯だった。
彼は相談に乗っているだけだとか、言い訳ばかりだったけど
なら、女性が悲しい思いをするようなメールをしないで欲しかった。
「丹野さん」は彼女居るなら誘わないでとか、
車で送ってもらったのは彼女なんでしょとか、

私が「丹野さん」ならもうやりきれない気分になる。

好意を寄せてくれてる人に、初めから嘘を付かれて「丹野さん」はどんな気持ちだったろう。

嘘を上塗りして、弟の彼女になっていた私。
私の実家にいるくせに、自分の実家に弟の「彼女の」私がいるんだと。
もう、悲しくて盗み見てる私が情けなくて死にたくなった。
朝、起きられない「彼女」にモーニングコールをしているバカな男を見ながら
毎日苦しくてしかたなかった。

早くに別れたくてケンカばかりしていた。嫌われたくて、いっそ殺してくれれば。
なんて暗かった

だからかな。人を信じたい。彼みたいな人はもう居ないよ。
暴力は1度だけだったけどそれも2度目はない、別れる。と言ったからだと思う。

別れるの遅かったけどもう大丈夫。
取り返しのつかない事をしちゃったけど彼はきっと覚えてなんかいない。
私が後悔しないと言えば言うほど、本当は後悔してるのに、
それほど取り返しつかない事なのにきっと私のした事を軽蔑してるんだと思うと・・・

本気で絞めたくなる・・・(溜息)

あなたの決断力の無さで、私は一生の一番大切な事で間違いを起こしたのに。
きっと何年経ってもあの人と再会したくなんかない。これだけは変わらない。
もう二度と、私の前に現れないで下さい。
出来ればこの世から消えてくれてもいい・・・酷い女だと思うだろうけど、
あなたのしてきた事の一つでもいいから思い出して。

そして、私以外でいいから幸せにしてあげて欲しい。
私は強い女だから。
あなたなんかいなくても幸せだから。安心せいっ!!


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: