
馬小屋のクリスマス
文: アストリッド・リンドグレーン
絵: ラーシュ・クリンティング
訳: うらた あつこ
ラトルズ
お母さんに、"クリスマスのことを教えて欲しい"とせがむ子ども
お母さんは話し始めます
その内容は馬小屋で赤ん坊が誕生する「キリスト誕生」そのものです
ですが、御子とか、三賢者という言い方をしないからでしょうか
宗教感はありません
でも、その話を知っていることで、キリスト様だからではなく、子どもも、かつて子どもであった大人たちも地上で唯一無二の愛すべき、愛されるべき存在なのだと、スッと受け入れることができます
ひと組の男女が夜の雪道を歩いていました
2人は疲れ、馬小屋で休息することにしました
馬小屋には馬、牛、羊がいて、暖や乳を与えてくれました
そんな動物たちに見守られながら、女性は出産したのです
赤ん坊の誕生を喜ぶのは、2人と動物たちだけではありませんでした
馬小屋の持ち主である3人の羊飼いが現れ、彼らもまた喜んでいたのです
さらに、それまで真っ暗だった空に突如として星が瞬き始めます
全世界がその誕生を祝っているようです
命が生まれること
それは人間であろうと、動植物であろうと
尊く、有難いことなのだと思いました
作者は『長くつ下のピッピ』のリンドグレーンです
絵もとてもステキ
あたたかさ、静けさが感じられます
無音ではないのです
音が聞こえます
その音は静かでなければ聞き逃してしまうような音
その音が聞こえてくるような静けさなのです
#クリスマス #絵本 #馬小屋のクリスマス #リンドグレーン #絵本ノート #絵本くらぶ
絵本フォーラム2025『絵本の今、未来への… 2026.02.11
Mother Bruce 2026.02.10
ぼくがすきなこと 2026.02.02
PR
キーワードサーチ
カレンダー
フリーページ
コメント新着