島ナイチャア日和

島ナイチャア日和

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2012年01月30日
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カテゴリ: Movie


1953年の松竹映画、 小津安二郎 監督作品です。
何度か見ているし、
いつだったか図書館で各カットごとに解説してある分厚い本をがっつり読んだので、
もう、流して見るだけかな、と知ったかぶり頭で思っていたのですが、
いやいや、さすがは世界の東京物語、最後までガン見でした。
名作と言われるだけのことはあります。

「一人息子」 でも控えめに描かれていた親心、
子供の立身出世を願って東京へ出したのに、
親の期待に充分に応えきれていない子供たちに対する落胆と諦観がミニマムな表現で描かれていて胸を打たれます。
微妙な距離感を保って、置物のように並ぶ 笠智衆 東山千栄子 の老夫婦が、
「とうとう、宿無しになりましたね」と語り合うシーンはとてもせつないです。
自分的にはこのシーンがこの作品のクライマックスではないかと思います。
一貫してホームドラマを描きながら、自身は家庭をもつことがなかった小津の、
家庭に対するシニカルな視点を感じて、ちょっと戦慄を感じました。





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最終更新日  2012年01月31日 03時36分54秒
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