進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2012年02月18日
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カテゴリ: その他

本日は14時から22時まで勉強会でした。

◆中1生と中2生は、学年末試験対策でした。

ただ、対策とは言っても、キャラベルは手取り足取りの試験対策という類のものは行なっていません。中学校の過去問を配付するようなこともしておりません。そうしたことをすると、せっかくの定期試験が無駄になってしまうからです。

各自が学校の試験範囲を独学し、わからない所を質問したり、強化したい部分のプリントを演習したり、計画表の進捗状況をチェックしたり、確認テストを行なったり…などなど定期試験を利用して、その範囲の理解度を受験レベルまで昇華させることが目標です。

と言っても、やはり普段勉強が手薄になりがちな理科の質問が大変多かったです。そこはゼロから解説しないといけません。

「化学反応式が全然わからない」というY中の子には、1時間ほど個別指導。分子と原子の違いから、質量保存の法則、係数合わせ、グラフの読み取り、比の計算とポイントを一気に解説しました。丸々1単元解説したので、1時間程度かかってしまいましたが、あとはKEYワークと学校のワークで仕上げれば大丈夫だと思います。

H中の2年生も、同様に化学反応式が試験範囲。ある子は、すでにKEYワークの反復が終了し、確認テストも終了し、その上で苦手な部分を再度プリントで演習しました。

同じくH中の2年生は「分子をつくらない」の意味が分からないということだったので、じっくり解説しました。こうした疑問を持つことは大変良いことです。

H中の1年生は、学校のノートから質問。高校物理の範囲にあたる部分が全く分からないということだったので解説しました。いわゆる「大森公式」と呼ばれるもの(H中では「大森公式」という名称は出てきていませんが)の導き方と利用法を説明しました。きちんと理解すれば、暗記する必要などないことが分かったことでしょう。

(幸い、Y中もH中も、学校の理科の先生が大変丁寧なプリントやノートを作ってくれているので、指導の意図がわかります。定期試験過去問などなくても、オーソドックスな良問が出題されることは明らかですね。)

各自、計画表をもとに、一つ一つ「理解しながら」ノルマを片付けておくことが大切です。定期試験の過去問を暗記したり、塾の先生に言われたことだけをやったりしているうちは、なかなか本当の実力は付きにくいものです。

そうした、「塾主導のテスト対策」というのは、喩えてみれば、自動車の教習所で、教官の先生が運転するのをじっと眺めているようなものです。たしかに、助手席でくつろげますし、いつの間にか目的地に付いているかもしれません。しかし、それでは単なるドライブであり、自分で運転出来るようにはなりません。もし教官がいなくなったら、どこにも行けなくなってしまいます。

やはり、実際に自分でやってみて、時には失敗したり不安になったりしながらも、アドバイスを受けながら少しずつ出来るようになることが重要です。そういう点では、運転も試験勉強も同じです。定期試験の過去問を暗記したり、塾で作った予想問題を解いたりして、今回のテストだけくぐり抜けるのは本当にもったいないと思います。みなさんは「自力でやれるようになる可能性」を秘めているのですから、その可能性を十分に伸ばしてほしいと思います。

今回も、きっと塾平均は5科目400点を超えてくれることを信じています。学年1位~3位を目指している子も数名います。各自の目標点をクリアできるよう、十二分に塾を利用してください。

◆中3生

中3は入試前のため、「テスト演習→添削→復習」の繰り返しでした。もうほとんど質問もありません。添削を頼まれても、直す部分が減ってきているため、すぐに終わります。仕上がりはまずまずのようです。

以前なら考えられないような点数が取れるようになっていると思います。残りわずかですが、この調子で。とにかく本番がピークです。






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最終更新日  2012年02月19日 02時04分54秒


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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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