マリア


2007/11/15 木曜日 19:00~  九段会館

おともだちのよーちゃんが試写会に誘ってくれました☆

19:00からの試写会だったので、並んでちゃんと入れました。
でも九段会館の一階席は失敗だったねよーちゃん(笑)
二階だと段になってるけど、一階はほぼ並列なんだもんね
特に首が短い亀の私はw字幕がほとんど見えませんでしたー

でも心の眼で観たからw

最初マリア様の処女懐胎の話、、、と聞いてその時初めてヨセフという婚約者がいた。。と聞いた無知な私なので、
えええー婚約者がいたならキリスト様はその婚約者の子じゃないの???
ずーーっと隠し続けてるって話か?w

と全くバチ当りなことを申していたのでございますが、あああごめんなさい
ローマ法王も認めた映画だそうであります。

マリアがまだ少女であるのに神の子を産むということに対する潔さ、段々母の顔になっていくさまも良かったですが、この映画は私が今回その存在を初めて知ったヨセフ!この方に尽きます。

わずかな自分の分の食糧をマリアにわからないようにそっと隠し、マリアが寝てから
ロバに食べさせる。。このシーンに涙が出ましたよ
動物に優しい男に弱い、今の私ではありますが、それにしてもいい男だ~

マリアに隠して、、、っていうところがいいじゃないですか。
佐賀のがばいばあちゃんを読んで心に残ったのが「親切は相手に気を使わせないように、気づかれないようにするののが本当の優しさ」というような部分があったのですが、
まさにこういうことだなと思いました。。。。ってマリアとがばいばあちゃんじゃ東西もなにもかも違うようにみえるけど、真実の優しさや尊さって、どんな人の中にも同じくあるもので、それが人間として共感できたり、一緒に進める原動力なんじゃないかと思いました。

で、とにかくこのヨセフがいいんですが、このシーンは実はもっと素敵で、寝ていると思ったマリアが、実は起きていて、ヨセフがロバに自分の食事を与えているところを見ているんですねー
その時の表情がとてもよかったのです。まさに聖母マリアという感じ。
そしてやがて眠ったヨセフを見ながらお腹の子供(キリスト様)に「あなたの養父となってくださる方はこんなに素晴らしい人なんですよ。」みたいなことを言うんですねーー。
このシーンがすごく感動的でうるっときました。

パンフでは出産シーンがものすごく感動的で号泣。。。とありましたが、私としては美しいシーンだなーと思った程度でしたが、クリスチャンの方にとってみれば、ものすごく感動的な場面であると想像できます。馬小屋にさす祝福の一筋の光。。。美しいシーンでありました。

エンディングに「きよしこの夜」が流れるのですが、今まで聞いたことがないような
美しい「きよしこの夜」でした。

クリスマス、その意味をあらためて思い返し、人々の幸せを祈りこの映画を観るのはすごく素敵だと思います。

素敵な映画に誘ってくれたよーちゃんありがとう


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